ゲイと連帯できるつもりの勘違い、初級。

副題:シス・ストレート女性が連帯する相手は、せめてレズビアン。

職場だか同窓会だかで「まだ独身なんて可哀想」と言われたという人がいて、小津映画の時代から世の中あんまり変わってないのです。(参考『麦秋』)

変わったのは女性がゲイバーへ訪ねて行けちゃう世の中になったことで、行くは行ったっていいんですが、自分本来の仲間であるシス・ストレート女性同士の連帯を確立する前に「ゲイと弱者の連帯できるからもうゲイバーに来ちゃった」という、その発想が不思議なのです。

なんでゲイなんだ。せめてレズビアン。

レズビアンなら女性同士ですから、職場におけるセクハラ・賃金差別など、共感できる点が多いですからね。

そう考えると「連帯できる」って言い方が味噌で、ふつうはできないが私はできる、なぜなら「ノンセク」だから…と言い訳しているわけです。

そうまでしてゲイバーをのぞいてみたいなら、それはそれでいいけれども、本来「女性もどうぞ」と言ってくださるお店を黙って利用して、おとなしくカクテルを頂けばいいだけのことなのです。

べつに「来ちゃいました~~!」と自慢する必要はないのです。「リアルゲイの友達できた~~!」という自慢がよく分からないのです。

ゲイは、何度も申しますが、同性婚したい人々であって、独身仲間ではありません。

いま独身であっても同性のお相手を見つけたいのであって、女がゲイボーイの隣りにベッタリ付きまとっていれば、声をかけることもできませんから、周囲が苛立つに決まっております。

「私にかまわずやってちょうだい」というなら、自分が店を出ればいいのであって、いつまでも居座って他人のナンパを見物したい女なんて、気味悪がられるに決まっております。


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