同性婚を認めることは、あなたが離婚することではありません。

同性婚を認めるということは、異性婚を否定するということではありません。

自分が結婚していて幸せだから、同性愛者の幸せも祈ってあげればいいのです。

「同性婚を認めるとみんなホモになってしまうから子どもが生まれなくなるので国家が滅びる」というのは、古くからよくある誤解です。あなたもなるんですか?

なりませんね。では落ち着いてイメージしてみましょう。結婚した男女が100組います。いっぽう、結婚という形が認められていないので、籍は入れていないが同居している男同士が50組と、女同士が50組います。

もし同性婚を認めれば、既婚者は何組になりますか? 200組ですね。

同性カップル100組を認めたら、その代わりに男女カップル100組が離婚する必要はないのです。

この誤解が起きやすい一因は、結婚制度からの解放を求める女性が「ホモが結婚するほどバカげた世の中になったんなら、私だって自由になりたいわ」という具合に話を混同するからです。

だから、女性が本当にゲイの幸せを祈るなら、自分は結婚制度の枠の中に留まればいいのです。同性婚を認めても、社会が混乱しないという安心感を、ゲイとストレート男性の両方に与えてやればいいのです。

そのうえで「結婚生活が女性の不利にならないように工夫していく」というのが、少なくとも穏健派フェミニズムの針路です。

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