テレビ漬けとSNS依存症。

Misha

ダンディな名探偵は紳士の典型の一つですが……。

テレビに過剰に接して育った子は、言葉のちからが弱く、想像力と思考力と社会性に欠け、反応が短絡的で、攻撃的になるという説があって、なにかに似てると思うとSNS依存型パワークレーマーなのです。

テレビはファンタジックな映像を流し続けますから、一見すると想像力豊かな子どもを作ってくれそうです。でも他人が想像して作った画像を見せられているだけですから、自分の頭で(他人の心理を)想像する能力が鍛えられないわけです。

また頁をめくる手をとめて「次はどうなるかな」と予想したり、少し戻って既読箇所を確認するなど、書籍の読者なら誰もがするようなことを、しないわけです。そうすっと論理的思考力が育たない、と。

やっぱり流れ続けるタイムラインに似てるわけです。ついていくだけで精一杯。

ちょうどお茶の間でテレビを観ながら「かわいー!」とか「おいしそー!」とか騒ぐように、他人のツイートやコメントに脊髄反射して怒鳴るんだけど、後から言われると「え~~? そんなこと言ったっけ~~?」と。

これで信用をなくすのです。

ここで実家の教育方針という問題が見えて来るわけですが、テレビを見せたから悪い子になるというよりは、テレビに子守をまかせてしまう保護者の中には、子どもに対して正しいロールモデルを与えることができていない人もいる……ということが考えられます。

親自身が発達障碍という可能性もあるし、親自身がイジメ被害者で対人恐怖症という可能性もあるし、親は長電話や立ち話に夢中でコミュニケーション能力が高いつもりなんだけど、子どもには「黙ってテレビを見てなさい!」ということもあり得ます。

いまどきテレビを観ないで育った人のほうが少ないわけで、ニュース特集をテレビで観た上で調べものに入るような人だっているわけです。テレビ情報に従って家族で出かけたのでモノより思い出増えたとか、みんなで大掃除して達成感を共有したというご家庭だってあるでしょう。

また、人は家庭のみにて育つにあらずなわけで、級友との関わりや、地元スポーツクラブ・おけいこ事の師匠の影響ということもあるはずです。やっぱり「テレビを含めた環境全体との関わり」というものだろうと思います。

テレビの存在が悪いんじゃなくて、テレビ以外の刺激の「不在」こそ問題と言えるでしょう。

同様に「SNS以外の刺激がない」という状態が危険なわけで、可能なかぎりツイートする暇もないような、スポーツとか、手芸などを試してみましょう。

また、SNSではなく音楽を聞いたり、映画を観たり、電子書籍を読んだりすることによって、充実したインターネットライフも可能です。

また、紙媒体は、つねにあなたの心の友です。

なお、両親が自営業として懸命に働いていたので、祖父宅に預けられていたということもあり得るので「これだから戦後の母親は!」と短絡的に怒るところではないです。(そういう人は自分もテレビ漬けタイプだなと反省しましょう)

関連記事
Posted byMisha