スポンサーサイト

Misha

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Posted byMisha

ほんとうにダメだと思うなら、アップロードせずに書き直しましょう。

Misha

読者なめとんのか。甘ったれんな。これを言うのが、同人の世界でも当たり前です。

他所様のブースに押しかけて、面と向かって言うことはないので、同人が互いを甘やかすような現象も起きてしまったのですが、サークルに実体があって、上意下達が活きていた時代には、やっぱり先輩は後輩に書き方と心構えを教えたのです。

一部の同人が「山も落ちも意味もない」などといって自虐したのは、ほんとうに下手でいいという意味ではありません。

著作権の絡みがあった(今でもあります)ので、自分から存在を露出するわけには行かなかったからです。

逆にいえば「ここでは著作権のことは言わない約束」を守ることができる仲間どうしの範囲内でなら、最大限に努力した結果をお目にかけるのが当然です。

1980年代の一時期だけ、第二次ベビーブームと、それに先立つ数年間に生まれた多子世代が一気に流入した際、その数の勢いにベテランのほうが押されてしまって、一時的に画力も作劇もひじょうにレベルダウンしました。

が、それで終わらなかったのです。やっぱり自然淘汰が行われて、1980年代後半から画力が持ち直しました。だから、プロデビューする人も増えたのです。

初めは誰でも「にわか」であり、初心者です。修行が完成するまでは何も出さないと言っていると、一生なにも出せないので、どこかで見切りをつけて提出する・自分の実力を試すことに挑戦する時はあるのです。

イベントでも、オーディションでも、学科試験でも、卒業論文・卒業制作でも、その点では同じです。

そして、そこまで来て「まだ未熟だから」と言い訳しても、誰も甘めに採点してくれることはありません。売れないものは売れないし、合格しないものは合格しないのです。

泉鏡花の小説『歌行灯』(の映画化)に「相変わらずの未熟」という台詞がありますが、人間国宝級の小鼓方の言ったことで、これはカッコいい台詞です。すでに何十年もその世界の第一線で活躍して来たからこそ、昔をふりかえって「相変わらず」と言うことができるわけです。

まだ何もしてない内から言っちゃいけません。

若い人・アマチュアが未熟なのは、みんな分かってます。だからこそ、本人にどれだけ「やる気」があって、努力して来たか、その結果を見てやるというのです。

「努力しませんでした」が言い訳になるほど、世のなか甘くはありません。

他人の作品を見て「う、うまい。負けた」と思うのは、ほんとうにつらいことですが、それはあなたに向上心があるからです。

その場合「もうダメやばい~~私なんか全然ダメ~~」とかいって、バカ騒ぎして目立とうとしなくていいです。

黙って他人の作品を鑑賞しましょう。そして「なぜうまいと感じるのか」を考えましょう。なるほど、この色の隣りにこの色を持ってくることは思いつかなかった。どんな画材を使えばこのタッチを出せるのかな? スケッチの練習が足りなかったなどなど、いろいろ思いつくことがあるはずです。

文章なら、もう明らかに、それまでに読んで来たものによって、ボキャブラリーが左右されます。

実際に、美術家も、文章家も、互いに真似するから、何々派とか何々流というグループが成立するのです。

文章の場合、既成の市販作品を原稿用紙に写すという修行方法があります。改行や句読点まで、すべて書き写すのです。そうすると「あ、ここで改行すべきなんだな」と分かって来ます。

(あくまで練習なので、そのまま自分の名前で発表してはいけませんっていうか、すぐバレます)

学科の勉強の場合も「東大生のノート」などは、よく参考として公開されますね。新聞記者などが「効率的な検索方法」を公開していることもあります。

その時々に、できることをしましょう。現時点で自分史上最高と思う作品を公開しましょう。

そこまでやって、言えることがあるとしたら「いまはこれが精一杯」です。

そして、立ち止まらずに、もうその瞬間から、次の一歩を踏み出す人であってください。


関連記事
Posted byMisha
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。