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Misha

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Posted byMisha

腐女子と負け犬の二項対立は、成立しません。

Misha

もともと「負け犬」というのは、独身生活をエンジョイしてるんだけれども、そう言うと説教されちゃうので「可哀想な負け犬でございますと言っておく」という処世術です。

だから、その内実が「二次創作BLが大好きだから負け犬」ということもあり得ます。声優コンサートに行くのが生きがいだから負け犬ということもあり得ます。

同人誌(と呼ばれる個人出版)を買いまわったり、CDを聴いたりすることで本人が満足しているなら、幸せな負け犬です。

【冷戦の遺物】

「Aはイケてるが、Bはイケてないw」という二項対立の構図に落とそうとするのは、冷戦時代の発想です。

じつは、1980年代に少女だった世代が、2005年を過ぎたあたりから、急に威張り始めたのです。

「独身のまま、この歳になってしまった」ということに気づいて、急に焦り始めたからです。

べつに焦らなくていいですし、焦らなかった人も大勢いるんですけれども、焦ってしまった人から順番に変なことを言い出すようになったのです。

2006年には、わざわざ書籍を発行して「私たち腐女子は負け犬よりマシです」といって、強い批判を浴びた雑誌記者の女性がいました。この人は、おなじ本の中で「同人誌とはアニパロです!」とも言ってしまい、これも強い批判を浴びました。

つまり、一つの偏見にとらわれやすい人は、他のことでも偏見にとらわれやすいのです。

また劣等感を感じてしまった人は、優越感を取り戻そうとするので、他人を傷つけようとするのです。

ここの管理人に絡んで来たのは、別の人ですが、上の記者さんと同様に「プロか同人か、エロかプラトニックか、金目か非営利か、フェミか同人か」などなどの二項対立の発想に捉われていました。

自分とは違う意見の人を仮想敵にして、対抗意識を燃やして「私たち同人を規制するつもりね!?」といって攻撃して来るのですが、べつにそういう考え方をしなくてもいいのです。

ここの人が言っているのは「BLは女性のナルシシズム表現の一種だから、実在のゲイに直接質問してみるなど、迷惑をかけることではないので、マナーを守りましょう。それによって、BLが本当に規制されてしまうことから守ることができます」です。

「BLは女性のナルシシズム」という批評をする人だからといって、フェミだから同人の敵ということはないのです。

BLは、しっかりと女性自認がある人が自由意志で選んだ娯楽だから「母親のトラウマの被害者なので、ゲイと弱者の連帯せざるを得ない」ということはないのです。

BLファンは、ゲイに対して、著作権者に対して、ほかの独身女性に対して、なんの特権もないし、威張る筋合いではないのです。

日本の女性は、すでに「BLを読む自由」が認められているのだから、そのことに感謝して、世界平和と若い人の安全を願って、おとなの女性として、社会人として、ふつうに礼儀を守って、おとなの言葉使いで主張すべきことを主張し、できることをすればいいはずです。

わざと法律違反を自慢して「このくらい遊びじゃないのw」といって、世間様をからかう必要は、ないはずです。

【贈る言葉】

若い皆さんは、勤労や学問の合間に、BLくらい読んでもいいですし、同人誌を買ってもいいですから、それだけにこだわらない人になってください。

「自分は同人誌に詳しい」という以外に何も自慢できることがないので、他人を傷つけて、やっと少しだけ自分が優越感を感じることができるという、悲しい差別主義者になってしまわないでください。

配偶者がいなくても、他人様の子どもたちを預かって、立派に卒業させるとか、大学進学のお手伝いをするとか、障碍と共存するお手伝いをするといったことは可能です。

予備校の先生でもいいし、福祉課の職員でもいいのです。自己満足・自己実現と、社会の役に立つことは、対立概念ではありません。

あえて言いますが「同人誌」だけで食っていける人は本当に一握りです。誰もが(少なくともコミケの出展権は抽選制なので)今回はよかったが、次期は売れないというリスクを抱えています。同人なめてはいけません。

自分の学業や就職活動に挫折した時に「同人やればなんとかなる」というほど、甘くはありません。

誰に対しても、同人が本当に言いたいことは「同人を自分の優越感や現実逃避や失敗した時の言い訳の道具に利用しないでくれ」だと信じます。

そして、それは実在の同性愛者の皆さんも同じです。


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