新生活の必需品:『嫌われる勇気』と癒しグッズ。

Misha

あの本のいいところは「傷つくことはあるよ」と言い切ってしまっていることです。

傷つかない人間になるために自分を鍛えるという発想ではなくて、傷ついちゃった時にどう考えるかを教えてくれているのです。

心の断捨離


母親のせいにしない。父親のせいにもしない。他人のせいにもしない。原因を探さない。その「忘れることにつとめる」という心の断捨離は、仏教にも通じます。

「岩石にまで共同体感覚を持て」というのは、個人の利害や民族の利害を越えて、大宇宙をイメージしろってことで、これは20世紀前半という時代と、アドラーさんがユダヤ系ってことを考えると、重い意味を持っていることが分かります。

彼らは、迫害を逃れて外国に住み着いたら、もう過去を振り返って「あの家にあのまま住んでいれば今ごろは」などと考えることをやめるということを繰り返して来たのです。

そして新しい土地で成功したければ頭を使え。昨日より賢くなれ。勉強しろ。なんか作れ。がんばれ俺。

単純に忘れるだけだと進歩がないので、また同じ手にひっかかったとか、そういうことになっちゃいますから、自分自身を進歩させることだけはおすすめしているのです。

というわけで、気分転換が重要という話になります。

気分転換と称して体を壊したり、財産をなくしたりすると困るので、手段の選択が重要です。酒、煙草、賭け事など、一般によくないイメージのものは、やっぱりやめておきましょう。オンラインゲーム(ゲームアプリ)も「今度こそ勝つ」と思って時間とガチャ料金を突っ込んでしまいやすいので、賭け事の一種と考えることができます。

それ以前の常備品として、元気でる音楽、好きなブランドのチョコレート、ギューッとすると落ち着くぬいぐるみなど、ふつうに安全なグッズをそろえておきましょう。

イギリス貴族が子どもの頃から心の友にしていたテディベアを戦地にまで伴ったという実話がありますから、男性だってぬいぐるみが好きでいいです。

映画・漫画などの創作物も有効ですが、創作の世界に浸る前の段階で気分転換を要することも多いです。とりあえず、お皿を洗うとか、洗濯物をたたむなど、手を動かせば終わることは終わらせちゃいましょう。自分自身を清潔にすると気分も良くなるので、入浴は重要です。

勉強のために書籍を読む必要がある時は、可能なら音読しましょう。「口腔を動かして二千文字を発音する」という肉体的な課題にしてしまえば、素振り二千回と同じことで、意味が分からなくても、とりあえず終わります。

お日様ありがとう


ここは、日出づる処。アマテラスしろしめす国。

と、神秘的な気分にならなくてもいいですが、人間も太陽系第三惑星上の生きものです。とくに、ヒト科ヒト目は、朝日を浴びると体内時計がリセットされ、体調が整うようにできています。勤務形態が許すかぎり、リアル朝日を浴びましょう。

夜間に液晶画面のブルーライトにさらされていると、確実に体調を崩します。百歩譲って夜更かししても、朝になったら一旦起きましょう。

いやなことがあると、体調が悪いのもそのせいにしてしまいがちですが、逆に「体調が悪いから、いやなことがいつまでも気になる」ということも多いもので、早寝早起き朝ごはんによる体調管理は本当に重要です。コンビニ惣菜も最近は健康志向なので、朝ごはんを買いに行くために、まずは起床するという発想にするのもいいかもしれません。

ほんとうに落ち込むと、ほんとうに何も調べる気もなくなるので、差し当たって住むことに決めた自治体の公式ホームページ(SNSアカウント)を見ておきましょう。国の機関も重要です。悩みごとを聞いてくれる電話番号を確認し、お気に入り(ブックマーク)するか、アドレス登録しておきましょう。

保険会社などが電話相談室を設けていることもあります。職場の巡回相談・スクールカウンセラー・学校生協のサービスなど、打つ手をたくさん知っておくのがいいです。自治体・企業から配布されるパンフレット、ポケットティッシュなどのリアルグッズも「もらったらここに入れる」という場所を決めておくと、いざという時、見つけやすいです。(心の防災グッズ)


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Posted byMisha