謹んで、季節のご挨拶を申し上げます。

平成最後の夏は、苛酷な季節でございました。被災された皆様に衷心よりお見舞いを申し上げます。

その後も雨の多い日が続いております。この島国に住む限り、明日はわが身が要救助者です。自衛隊を足止めしてしまったことは素直に反省いたしましょう。被災地と志ある企業を迅速につなぐNPOも既に稼働している由にございます。

「支援物資を個人的に持ってくるなと言うのではなく、お前らが片付けろ」と被災地の公務員に責任転嫁した人もいたようですが、被災地の公務員も被災者です。同じ雨に降られ、同じ不便に耐えているのです。

なんぴとも、彼(女)らを怒鳴りつける権利などないです。

もはや自衛隊を悪く言う者もなくなりました。だからこそ、左っぽい人々を殊更に差別する必要もなくなりました。

自分の権利を主張することと、他人を侮辱することは違います。他人を傷つけたからといって、小さな優越感以上のものが得られるわけではありません。

南町奉行を演じ続けた名優も、甲斐の武将を演じた名優も、彼岸の人となりました。残された私どもは、三方一両損の謙虚さと、敵に塩を送る心を忘れない、美しい日本人でありましょう。

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