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LGBT被害と女性の二次被害を防ぐための、遠回しな同人・BL論。

2010年代前半、日本のインターネットは「二次創作BL」と呼ばれるようになった特殊なアマチュア創作物の話題で、炎上とも呼ばれる論争を繰り返していました。

インターネットという言い方を致しますのは、SNSだけではなく、掲示板と呼ばれる発言サイトや、アマチュア作品投稿サイトや、個人ブログの記事や、それらのコメント欄において、二次創作BLに対する反感や疑問が次々に表明されていたからです。

それらに対して、反論を試みる二次創作BLファンのほうからは、会話の相手の基本的人権を無視した暴言が提出されていました。

ここの管理人は、その現象を「よくないことだ」と思いました。自分の権利を主張するということは、他人を差別することではないからです。

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けれども、年長者が若い後輩に向かって叱責するという対立的構図を取ってしまうと、横で見ていた男性が正義感ぶって、若い女性に言葉の暴力を与えたり、具体的に付きまとったり、怪我させたりする恐れがありました。

すでにそのような被害の報告も、若い女性と思しきアカウントから挙げられていたからです。

また、なまじ若い人の言い方を取り入れて「腐女子に弱者特権などない」と断言してしまえば、二次創作というものの性質上、出版社などに電凸して「特権などないそうだから、早くああいう連中を逮捕させろ」と怒鳴り散らし、業務妨害するタイプも登場するかもしれません。電話応対した社員が若い女性であれば尚更です。

誰かが許可を出したということは「他は出していない」ことが露呈するということです。だから、せっかく許可を出してくれたプロに向かって、同人側から「許可など出すべきではない」と忠告する人もいるという(いたらしいです)、混乱が生じていたのです。

そこで、ここの管理人と致しましては、そのような二次被害を防ぐために、もともとBLが・二次創作が、どういうところから始まったかを明らかにしようと思いました。

それを通じて「山も落ちも意味もないという言葉を真に受けて、二十四年組まで自虐していたという前提で議論を進めた日本のフェミニストたちが言ったことは、ようするに嘘だから、現代女性がそんなもん真に受けて自分には特権があると思い込んで実在LGBTに向かって失礼なことを言うと、結局じぶんのためにならない」と、若い人々が自分から結論を出してくれることを願いました。いや本当です。

ミステリーアニメを見慣れた今の若い人なら、そのくらいの推理力があることを期待したのです。


(2018年11月8日追記:「遠回り」じゃなくて「遠回し」だな、と思ったのでタイトルの一部を変更しました。悪しからずご了承ください)


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