現代のBLファンが知っておくべき5つのこと。

かつては、20歳代の成人と中高生が「むすめ」という概念で混同されていました。社会学者もマスメディアも「なぜ今どきの若い娘たちは、みんな『やおい』が好きなのか!?」という問題の立て方をしました。

けれども現代では、若い成人から18歳未満の未成年者が分離され、より優先的に保護される対象として認識されました。

また、1980年代よりも、1990年代よりも、実在LGBT人権運動の勢いが強くなりました。だから、もう「女性には弱者特権がある」という言い訳は通用しません。

おなじ女性でも、シスジェンダーよりもトランスジェンダー、ストレートよりもレズビアン、成人よりも未成年者が、より優先的に配慮される弱者です。大学生であれば、日本には飛び級制度がありませんから、全員が18歳以上の成人です。

ですから、18歳以上のシス・ストレート成人女性がBLを読んだり描いたりすることを続けたいのであれば、憲法と法律に基づいて、成人として・社会人として・有権者として、正しい言葉使いで自分の権利を主張しましょう。大きな声を出す必要はありません。怒鳴ることは言葉の暴力です。

まず実在の他人の基本的人権を尊重するという国民の義務を守りましょう。

でないと本当に規制されちゃいますよ? というお話です。

すでにこの時点で興奮して「ツイートする」ボタンを連打したくなった人は、深呼吸しましょう。受診を検討してみるのもいいかもしれません。理性を保つ自信のある人は、以下に進んでください。

知っておくべきこと


.男性の出版人たちが実在LGBTからの抗議を受けて自粛を決めれば、BLのほうがトカゲの尻尾切りされます。

日本の女性(のほとんど)は自分で出版社を起業していませんから、プロBL小説家・漫画家が単行本を発行できなくなります。

あなたは今から出版社を起業して「先生の御作の発行は当社が引き受けます!」と言ってあげることができますか?

.プロ創作家による「二次創作フリー宣言」を受けた同人・BLクラスタが、調子こいて差別的発言によってSNSを炎上させれば、プロ創作家が実在LGBT差別を助長したという意味になりますから、プロの立場が悪くなります。

テレビ番組のスポンサーである一般企業の社会的責任も問われることになるでしょう。彼らが「降りる」といえば、テレビ局真っ青。原作者のところに「二次創作許可の自粛」という話が行くこともあり得ます。

面白半分にSNSを炎上させる自称「腐女子」の皆さんは、自分の好きなプロの先生たちに迷惑が掛かる可能性を考えたことがありますか?

.シス・ストレート女性が「私は未婚者だから少女と見なされる」と言い張っても、実年齢で成人していれば、少年法は適用されません。

現代のLGBT側が地方裁判所に提訴 and/or 記者会見といった表立った方法を採れば、原告団として登場する人々は1980年代の少女よりも年下の可能性が高いです。1980年代の少女の同級生が、自分の娘・息子である次世代LGBTを守るために、教育委員会やマスメディアと協力してキャンペーンを張る可能性もあります。

彼らに向かって、1980年代の少女が「でも私たち女の子には弱者特権があるから」と言っても、なんの役にも立ちません。自分が冷笑されるだけです。

.現代における児童虐待とは、具体的に手を出すことだけを言うのではありません。「見てるだけでいいw」などと称して、学校帰りに付きまとったり、スマホで盗撮したり、SNSを通じて自撮り写真を送らせたりすることも、成人による児童の搾取であり、虐待と見なされます。

こういう時代に、まだ「女には実行できないからいいじゃん」とかツイートしちゃってる人は、自分自身がインターネットにアクセスしているのに、時代の変化について来れていないにもほどがあります。

.同人・BLクラスタの一部が、流行遅れのフェミニズム意識を振りかざしたがるのは「若く見られたい」という女心によるものです。

お母さんに朝ごはんを作ってもらって、洋服にアイロンを掛けてもらって、バス代・電車代までもらって同人誌即売会に通いながら「ああいう母親にはなりたくない」などといって、おとなを笑いものにして、小さな優越感を感じていた少女時代が懐かしいのです。

それは「都会の一人暮らしに疲れた」という寂しい心の表れです。だから強気な発言をくり返して、タイムラインに喧嘩を売っていた人が、急に崩れていくことがあります。

心の災害にも初動の早さが重要ですから、SNS利用を中止して、無理なく通える範囲で受診先を見つけてください。正しい処方を受けて、正しく服用し、規則正しい生活を心がけてください。

自己流の何々しか食べない式のダイエットは、脳が利用できるエネルギー源(糖質)を減らしてしまうので、判断力が低下し、イライラしやすくなり、被害妄想が強くなりやすいですから、中止したほうがいいです。

なお、自己啓発を称する民間のメンタルケア教室は、健常者が趣味的に利用するものと割り切りましょう。


関連記事