コミケに持って行ってはいけないもの。

「どうせオタクだから」といって、自分で自分を差別して、自分で自分を甘やかす心を、コミケ会場に持ち込んではいけません。

そこは社会性が低いふりをして、ふざけるところではありません。仲間に対する礼節を尽くすところです。

「そんなご大層な連中じゃないよ。コミケに対して夢を持ちすぎw」と冷笑して、自分の不適切行為を正当化しようとするなら、その心が仲間(と自分自身)に対する差別です。

「なんかえらそう。むかつく。わざと逆らって、順路を無視してやる」と思いましたか? やめてください。あなた自身が他の参加者から冷たい目で見られないためです。


本稿は、冷静に読んで頂くために、わざと時期を外してお送りしております。

すでに開催されたイベントで「やっちまった」という人は、次回の参考にしてください。失敗は成功の母であり、成長の元です。自暴自棄という言葉がありますが、自分を捨てる必要はありません。

で、コミケですが、そこで最も重要なのは、運営ボランティアの皆さんを困らせないことです。彼(女)らが「しないでね」と言ったことはしない。「してね」と言ったことはする。周囲のベテラン参加者たちに合わせて、空気を読んで動きましょう。

そこに集まっているのは、どうせオタクだから、引きこもりだから、ニートだから、山も落ちも意味もないから、腐った女子だから、自分勝手な連中なのではありません。

運営ボランティアの皆さんは、まだ若いのにしっかりした人々で、昔っから管轄の警察や公共交通機関の職員さん達と協力し、約束をして、イベントが無事に開催できて終了できるように気を使っています。ちゃんとご挨拶まわりもしています。

だから、あなたが開催会場周辺の公共交通機関利用のルールとマナーを守ることも、自分の仲間との約束を守ることの一環です。

公共交通機関の職員さんに気を使わせて「コミケに向かう皆さんは、一般のお客さまのご迷惑にならないように配慮してください」なんてツイートさせることは、コミケの恥であると覚えておいてください。

公共交通機関だけでなく、宿泊施設や飲食店、公園や墓地などでも同様です。

会場が使えなくなることは、自然災害などもあり得るのですから、この先も何回も起きるかもしれません。他の公共ホール・他の自治体が「社会性の低い連中が集まるイベントに来られちゃ困る」と思えば、会場を貸りることができなくなります。

閉会後にゴミを残さない出展者たちの心を、一般参加者の皆さんも共有してあげてください。あの行列がそのまま暴動にならないだけでも、すごいことなのです。日本のコミケを愛する皆さんなら、分かってくださることと信じています。


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