すべての国民がLGBTになってしまうことはないです。

「同性婚を認めたら、同性愛者ばかりになってしまうから、国が滅んでしまう」というのは、同性婚に反対する人々が共有する根強い偏見ですが、根拠がないです。

あるとしたら「その人自身が同性愛に転向する」ということです。だって、みんな「なってしまう」んでしょ?

あなたも、あなたの配偶者も、みんな同性愛者になってしまって、いまの婚姻を解消して、それぞれに同性の相手を探しに行ってしまうんでしょ? 「ばかりになってしまう」と言えば、そういうことですよね? 自分は関係ないんですか? あなたは日本国民じゃないんですか? 日本の政治家なのに?

いかに「ばかりになってしまう」という発想が非論理的か分かりますね?

これもずいぶん前に書いた記事の焼き直しなんですけれども、この「転向してしまう」という発想の根本には、冷戦時代の経験があります。共産主義に洗脳されるとか、逆に西側的退廃に染まるとか。

思想の問題であれば、後天的なものですから「偏った思想の本ばかり読んでいたら染まってしまった」とか「都会に出た息子がナントカ主義者になってしまった」とかいうことがあり得ますが、同性指向は生まれつきです。

総人口の何パーセントかが、もともとそういう性質を持って生れて来るだけであって、それを結婚式場などが受け入れると言った場合に、いままで我慢して黙っていた人々が「我も我も」と名乗りを挙げたら、一般人は「急にああいう連中が増えたなぁ」と感じるんですが、必ず止まります。

「もともと7パーセントしかいなかったのに、流行によって70パーセントになってしまった」ということは起きないです。

テレビ等では同性愛者を華やかな人々としてイメージ作りしているので、それをおとなが「認める」と言えば若い人々に大流行してしまうように思ってしまいがちですが、ファッションとは違って、流行に従って「やってみる」ということではないです。

まして、結婚という人生の一大事であれば、ごっこ遊びではないのです。

念のため、当管理人は「LGBTから聞いた話を無断で暴露している」という立場ではありません。彼らがすでに公開した「生まれつきである」という主張を含む書籍やブログ記事に基づいて「だったら異性指向者が転向するということはないから、カミングアウトが流行し始めたように見えても必ず止まる」と論理的に発想しただけです。

この日本は、じつは鎖国を解く前から算術が盛んで、立派な科学者・論理家が大勢いました。だから現代の日本国民も、非論理的であることを自ら戒めましょう。


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