【ゲイは結婚したくない女性の仲間ではありません。】

彼らは何十年も前から結婚したがっています。遺産分与に預かりたがっています。

愛する人と一緒に何十年も住んだ家屋から、彼の親族によって追い出されることを望んでいません。

子育てに参加したいと申し出る人も増えました。

若者の都会流出・非婚傾向が止まらない現在、「長男の連れ合いとして、親の介護・先祖の墓の世話をする男性」という存在も、可能性が出てきます。

戦後生まれは戦前生まれほど根が丈夫でなく、五十代・六十代で卒する人も多いように思われます。

当てにしていた実家の親なきあと、「女性が働きに出るに当たって、その子供の世話を、兄の連れ合いである男性がみる」という可能性も出てきます。

電通総研調べによれば、日本の総人口の5.2パーセントがLGBTです。

その中で、人生の伴侶を見つけた人、その生家に関する責任まで共有すると申し出る人は、ひじょうに少ないかもしれません。でも、可能性を全否定するのは良くないです。

そのような親戚づきあい・育児などの責任を逃れたい女性が、新宿二丁目へ出かけ、「ゲイはどうせ結婚できないんだから気楽でいいわね(女のほうが大変なんだから、私の話を聞いてよ)」と言ってしまうことは、もはや許されないだろうと思われます。

もし、協力して主張できることがあるとすれば「LGBTに結婚の自由を。ストレート女性に非婚の自由を」でしょう。


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